

気持ちいいぜ!グノーシアからシピ寝取るの超気持ちいい!ギッギッ
…シピって、いつもグノと協力してニコニコ庇い続けてるイメージがある。
なんだろう。本質的にAC主義者なんだろうか。さすが本作のメインストーリーで一番最初にAC主義者疑惑をかけられる男。


別のLOOP。グノステラ>しげみちジョナス私、らしい。
なんで消去法で見事に乗員を切り捨てるんだよ
もうそういう天性の才能があるとしか思えん

シピは多分、生き残りたいとか他人を守りたいとか、グノーシアを見つけ出して冷凍させたいとか、そういう欲求自体が薄いんじゃなかろうか。単におバカなだけ?うん…でもね
今から証拠品を提示します くらえ!
この表を見なさい これはシピの取得コマンドを示したもの

ステータス的に取得可能であるにもかかわらず取得していないスキルに着目すると、
・「同意を求める」「大げさに言う」などの議論の流れを作るコマンド
・「哀しむ」「うやむやにする」などの保身コマンド
・「人間だと言え」「投票しろ」「投票するな」などの盤面整理コマンド
が無い。つまり議論を押し進める気もないし自分が冷凍されちゃっても別にいいし全体に向けて呼びかける気もない。
取得済コマンドの中でも、「名乗り出ろ」はほとんど見ない。役職者が出ようが出まいがどうでもいい。
役職者が報告をすっぽかした時の台詞「あー、と、誰か報告忘れてねーか?まあいいか、次行こうぜ」も面白い。言いたくないなら言わなくていいけどの精神。土下座された時の「…俺としちゃ、どっちでも構わねーけどな」も同様の機序で発されていることだろう。
協力しよう、雑談する、騙されるなに共通するのは、そのどれもが個人単位で収まる影響範囲だということ。協力相手・雑談参加者・ウソつき相手にのみ向いている。(一応、どれも他人からも見える行動ではあるが)
絶対に敵であるor嘘をついている相手への信頼度&好感度は最低になる、というこの作品の絶対的なシステムによってギリギリ乗員としての体を保てているだけで、それが無ければどうしようもなく好感度と勘だけで動くアブない奴でしかいられないのだ、シピは。

嫌いな奴と生き残るぐらいなら好きな奴に襲われた方がマシ…なのか?いや、シピが避けたいのは嫌いな奴に囲まれて過ごすことであって、襲われたいわけではないだろう。
でも、自分が襲われて消えても、乗員である自分が凍らされることで人間側の負けに一歩近づいても、別にいいぜ、だってそうなっちまったんだからな…という悲観に飼い慣らされた思考自体は持ち合わせていると思う。
夕里子やレムナンなんかにも垣間見える一種のペシミズム、厭世のうちに生き続けて、悲観が一定の閾値に達すると楽観になる、もう何もかもどうでもいい、の精神。
しょっちゅう寝たがるのも、猫っぽい挙動をしたいというのはもちろん、起きていると否が応でも自分の体を認識してしまって、「あー俺って人間なんだなあ」と常時絶望し続けることになってしまうからではないか、とか思う。シピの見ている夢の中では、シピは猫なんだろうな…


でもだからといって誰のこともどうでもいいというわけではないんですよね。
恩義には応えるし、いなくなってしまった人のことは悼む。全体に目を向けはしないけれど、きちんと誰かに向けて目線を向けてはいる。「嫌われたくねーもんな」とハッキリ言う。
寄りかかれる仲間がほしいし、仲間に頼られたら出来る限りのことはする。…その仲間が、他の人間にとって安全か危険か、そんなことはどうでもいい。コメットの密航エピソードなんてその最たるものですよね。粘菌まみれの知らん奴をコッソリ仕事先の船の倉庫に載せるな
シピは優しいけど、その優しさは博愛ではない。偏愛に過ぎない。でもそれが自然ですよね。好きな奴なんて一人いりゃ十分でしょうが。
そんな闇深くて疲れ切ってるシピの事が好きだぜ、私は…
SQとククルシカに騙されるのはなるべくやめてほしいが…
シピがマナンにR18Gされる世界線が無限に存在しているという事実に、わたくし涕泪滂沱でございます