やばっ めちゃくちゃ聞いたことある声がする
…ということで、偶然見つけた朗読企画に某氏が参加してたので拝聴しました。
ちゃんと公式チャンネルですよ。昔やったイベントのアーカイブス?的な感じなんですかね。
私は声オタってわけではないし、声優さんの声の魅力はキャラクターありきだと思う派なので、好きなキャラの声優さんを作品外でまで熱心に追おうとは思わないんですが…たまたま見つけちゃったからにはもう聞くしかないよね
地の文だと「ほう…いい声ですね…!」みたいな感じなのに台詞になった途端「うああああ 聞き覚えのある声が練り聴こえる」みたいな感じになる不思議な体験でした。というか地の文でもあの独特な風合いは健在ですね。なんて表現すればいいんだろう、語尾の濁りの妖しい感じというか…ううんどういうことだ(語彙僅少)
風船虫ってなんだよと思ってググったらマイルドなタガメみたいなのが出てきた。
へー。飼ってみたいですね。即効死なせる気しかしないけど
おまけ:見つけた経緯
ネットサーフィンしてたら知らない声優さんのブログが引っかかる
→おっこの人つべもやってる 声を聴かせてくれよ
→なんだよ収録風景とか見せてくれるのかよ スゲー親切…
→概要欄見せて
→ふうんこの収録はなんかの朗読企画なのか
→なにっmdnさんが参加してる 拝聴開始だ──っGO────っ
→URL先のVimeoが期限切れになってるんスけど…
→ダメもとでツイッターで検索だあっ あっ公式アーカイブがある マジ助かる
お見事です小川未明ボー
やはりあなたは強い童話作家だ
毎回打ち切りエンドみたいなオチなのに謎に聞き入っちゃうんだよね不思議じゃない?
…まあこの企画で初めて知ったんですけどね。
小川氏の「野ばら」は声優さん(下田さん)の良さもあり、読み聞かせを聴く童のごとき純粋な気持ちで、この先どうなっちゃうんだろうと思いつつ聞けて大変楽しかったです。
オチ自体は途中のフラグで大体読めはするものの、最後の展開がニクいですね。
どうしてそんな残酷な夢なんて見ちゃったの?
芥川龍之介の「世の中と女」というエッセイも面白かったです。
他人の価値観を覗くのは楽しい。原則。
芥川「世の中では女が得してることもあるんだァ」
私「教えてくれよ」
芥川「男はそうそう女の裸見られないけど、女は相撲見に行けば男の裸見られるヤンケずるいヤンケ」
私「ふざけんなよボケが」
「傑作です(主人公断言文字)」
これも面白かったです。
変わった色で絵を描いただけでキ印呼ばわりの新聞記者…程度が知れますね
美術館の展示で、明らかに人気のない作品にやたら惹かれてしまう現象は何なんでしょうね。単に判官贔屓か、他の観客に邪魔されず見られるが故に「いいところ探し」をゆっくりできるからなのか。
君に再生リストを与えたいよ
しかも意外と数がある…!
傑作です。オススメです。