20260103 -狂えるもの

・グノーシアのアニメ、つまらなくて観るのやめてしまいました…。
必死で良い所探ししてる感想記事も滑稽に見えたので非公開にしました。

ギスギスシピとうじうじコメットに苛つき、ユーリのロジカル(笑)理論とヒステリックな喋り方からスリップダメージ的にストレスを貰う。そして沙明の恋愛イベのためだけの主人公女体化展開が…申し訳ないが気色悪すぎて、いよいよ断念してしまった。
アニメを最後まで見て、面白かったって言いたかった。もう無理DEATH

沙明はさ、男(or汎)相手でもちゃんと避難させてくれるから。一緒にポッドに入ってきといて「ゾッとしねえな」とかコいてるのもかわいいから。なんでそれが解らないかなあ、女になって懐柔しようとしちゃうかなあ。少年っぽいユーリに子供の頃の遊び相手達を重ねて、なんとなーく親近感を持つとか、そういう方針でもよかったんじゃないの…。


つまらないだけならまだしも、誰一人としてゲームと同じ存在に見えないんですよね。登場人物もそうだし世界観もそう。悪い意味で「二次創作で見たことない」んだよね。

2Dスプライト&決して多くはない分量のシナリオテキスト&限られた定型メッセージで構築された原作をイラストや漫画に落とし込むにあたって、二次創作では色々と独自要素を入れることになりますよね。
議論中のあの人はどういう挙動をしているのか?もし食堂でAとBが話したらどんな内容?グノ化したあの子は夜に何して過ごすの?本編にない衣装を着るとしたらこんな感じかなあ?
なんて色々想像して作品に落とし込むわけだけど…今までpixiv等で二次作品を見ていて、「その解釈は明らかにおかしいでしょ…」と感じたことはなかったんですよね。


アニメ!議論中に寝っ転がったり遠くに座ったりテーブルの下で三角座りしてるのは明確におかしいから!しかもなんで高ステルス・高カリスマだったりする乗員ばかりそれをやるのか。
目立ちたくないのに寝っ転がる沙明、変なところに座って扇子かざして宴だの舞だのほざいてる夕里子、議論中に虫歯チェックするしげみち。レムナンは議論の場に来てわざわざテーブルの下に「よっこらしょ…」って座ったのか?

「しげみちの言うコトって、聞いてあげないとなんかカワイソーな気がする」から高カリスマなんじゃないのか。話はヘタッピだけどいい奴だから聞いてあげないと可哀想ってことでしょ?話し合いの最中に虫歯だの糖分だのチェックしてるようなやつの話なんて誰も聞かんだろ!
まあ本編でもステラに好きな人いるか訊いたりジョナスに勝負を申し出たりしてるけどさあ。それはその時だけじゃない?アニメのしげみちは平時からおかしいんだよな。

全員が操縦盤の周りにピシッと並んで立ってる二次はいっぱい見たよ。それでいいんだよ。みんな自分(と大切な人)の生き残りをかけてあの場に来てるんだから。だからこそ、原作のセツは議論をバックれた沙明に『そんな勝手は許さない。明日からは話し合いに来るんだ』って言ったわけで。


あと気になったのは汎性以外を見下してそうなラキオ、人の心象風景を好みじゃないから変えちゃうセツ、オトメを見た目で判断するしげみち、議論中に人に抱きつくステラ、嘘が苦手なのでまともに喋れなくなるグノコメットとかかな…。あのアニメには悪意とステレオタイプで出来たトゲがいっぱい埋まってる。

  • ラキオは自身が汎であることに誇りも意義も当然見出しているだろうけど、だからといって有性の人を見下すようなマネはしないと思ってるんですよね。「性別?そンなの個人の勝手だろう?僕にとっては汎が最良の選択肢だったというだけのことさ」みたいな姿勢のイメージ。作中で君たちも汎にしろだとか言わないし、自分と違う人を認められる精神性の持ち主だからこそ凝り固まったグリーゼの体制に反旗を翻したわけだし。
  • セツが主人公の心象風景のイメージ投影を見る、というシーンが原作にあったとしたら、
    • セツと似た好み→「素敵なところだね。いつかこんな場所に行ってみたいな」
    • セツとは違う好み→「〇〇はこういう場所が好きなんだ?ふふ、君らしいね」
    • セツが引くもの(エログロとか)→「わっ…!こ、こういうのが好きなの?これを楽しむには…私はちょっと経験不足かもしれないな」
      みたいな感じで、どれも優しく受け止めてくれると思う。本編読んでみろよやり過ぎなくらい真摯で真面目で優しいぜ…
  • ステラは確かに恋に恋してるところはあるが、人間に仕える擬知体という自分の立場を弁えられる理性的な人なので、少なくとも議論中に抱きついたりはしないんじゃねえかな…。議論外ならあるかもしれないけど。
  • コメットは自分の不得手を理解した上で、それでも自陣営のために全力を尽くす強いヤツだよ。
    私は好きな色黄色にして4000周やってんですよ反論あるならかかってきなさいよ

確かにアイツは変な奴だけど、それは、”それだけは”しねえよ!という一線を、ほぼ全員がノルマのごとく越えていくんですよね。そういうところがヤんなっちゃったなー。アニオリ展開も面白くないし。なに?教室で告白って。

D.Q.O.に人狼ゲーム用の設備が揃ってる理由も分からないんですよね。
「普段はただの星間航行船である」っていう前提が抜けてるのか?なぜ?
なぜコールドスリープ室にグノーシア反応の有無を示すランプがあるの?

例えば、メインコンソールは本来「操縦室」なわけですよ。
なんでそこにあんな上下する床の仕組みが必要なの?
あの掘りごたつ状態は普段の航行でいつどうやって使うの?
床が上がって行って投票盤(?)に辿り着く仕組みは元々は何のためにあったものなの?
一番長く映ってる部屋に一番理屈が存在してないの怖い。この”意味不明”に制作側の誰もツッコまなかったってことだから。

原作のメインコンソール(決して掘りごたつではない)で会議してるのがすごい好きだったんですよねー。
文字通り自分たちの針路を決める話し合いだから操縦室、っていうことですよね、言外のメタファーを汲めば。我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか…フフフ…

要するに、あのアニメには理屈という背骨も、理解という筋肉も無いんですよ。だからキャラクターの言動も舞台設定もヘチョヘチョの無脊椎作品になってるんですよね。それをオタク受けしそうな要素で無理くりデコレーションしてるだけ。
原作ゲームのガタイはすごいぞ、異常な矜持と美学を以てチタン製の巨人の如く聳えてるからな。完全に別物ですよ。別物のことなんて応援しなくていいよネッ!


ついでに、アニメ業界特有の「商業」の型にはめていくあの感じ、とても苦手なんですよね。
OPEDは流行りのアーティストで、アニメ絵のグッズを乱造して、声優がイベントとラジオやってコラボカフェやって…。
はあ。シンプルにダサいとしか言いようがないんだよな。きゃ、キャラソンて…。


…今年もこれくらい狂える作品に出会えるといいなあ!頑張ります!