ぼくじょう④

前回、アレックスくんに融通した5,000gですが、サルーンの奥の部屋をスポーツ観戦用に改造するのに使ったようです。
好きだぜ、そういうところが…。何がいいって、社会から孤立したシェーン・ケント・ジョージおじいちゃんに、人と交流する場を提供しようと考えたのがすごい。

アレックスくんってヘイリー以外の同年代と全く交流ないよなーと思ってたんだけど、どちらかというとこのミドルエイジの方々に近い精神性だったんだなあ。「何が辛いってわけじゃないけど、俺は社会から弾かれてる感じがする」みたいな。
デートイベの舞台がサルーンなのはこの布石だったんですね。

スポーツという共通の趣味を媒介にすることで、集まりに気軽さを与えているのが賢いですよね。いきなり「あつまれー」じゃ来づらいから、「お酒でも飲みつつスポーツを見る会」にしたことで、名目がないと来づらい不器用なおじさん達でも気兼ねなく来られるようにした。
脱帽です。牧場主のために何かしてくれるんじゃないかと浅はかな期待をしていた自分が恥ずかしいぜ!

おじいちゃんもニッコリ。
サルーンはジョージ家から近いので、車椅子でも気楽に来られるでしょうね。