グノーシアな週末

やったー!グノーシアをクリアしたよー
ここ4日間で20時間ぐらいやってて自分でもびっくりです。
こんなビッグ・ボリュームなゲームとは思わなかった…。そして面白かった。


言わずと知れたSF人狼ゲーム。
舞台は密室状態の宇宙船。人間に擬態し毎晩乗員を消滅させる”グノーシア”を探し出せ!というルール。探し出せ!というより吊るし上げろ!の方が適切かもしれない。みんな普通に無根拠で吊ろうとしてくるのでアホ共!静粛に!という気持ちになる。

序盤あるある・うるさいって言われがち
目立ちすぎて吊られたり、乗員なのに吊られたりするパターンが多かったため、ステータスの「ステルス」の値を真っ先に挙げました。土下座も出来るようになるし実用的といえよう。

役職は、個人的には
エンジニア>ドクター>グノーシア>乗員>AC主義者>バグ
の順で好き。エンジニアがやってて一番楽しい。吊られやすいが…。

グノーシア側は推理を楽しめないし、すぐバレて吊られるのでツマンネ!と思っていたが、「誰を吊るか」をきちんと考えて選べば意外と疑われないことが分かってからはかなり楽しくなった。明らかに自分と対立している相手や、役職持ちを狙ったりしてはいけない。

序盤は影の薄い乗員を吊り、中盤以降は「ジナを消してっと…ウワージナが犠牲になったー!昨日ジナと対立してたセツが怪しいぞー!」みたいな冤罪押しつけムーブをしていれば疑われにくい。夜に媚を売ったり、ボロを出したAC主義者をサクッと切り捨てるのも大事かも。

バグは…世界観的には必要なんだろうけど、自分でやっても楽しくないし、乗員側で勝ったと思いきやバグが残っていて結局負け…ってなった時のガッカリ感が強いので、あまり好きな仕様ではなかったです。画面がぐにょーんってなる演出は良いんだけど。というかバグが生きててもコールドスリープしてればいいんかい。


キャラへの感想を語ることが、おそらく全体の感想になるので、そういう風に書きます。
ちなみに男主人公でやったので、女キャラとのラブイベントは大体回収&男キャラとのラブイベントは無し。

そもそも主人公の性別を変えられるのを知らなかった…。性別選択制のゲームなら必ず男主人公にする派なので、別にいいんだけど。「汎」という無性別状態にもできるのがちょっと珍しい。まあラキオやセツの描かれ方を見てる限り、配慮というより性癖的なアレだと感じるが…。


■セツ

シナリオ上のパートナー。性別は汎らしいが女の要素しかねえ!
初日に犠牲になりがちな印象。なぜ…?自分が守護天使で、役職持ちを守る必要が無い時は大体セツを守っていた。

グノ時のセツは怖い。「そう…そう!被害者ゼロ。お願い、このままで…」とかどの口が言ってんねんコラってなる。グノ時に白々しいのは他の面々も同じだが、セツは他と違ってループの記憶を引き継いでいるので、アンタ自分が乗員だったり他の面子と仲良くした記憶を保ったままその大嘘ムーブしてんの…怖…ってなる。あれそれって私も同じじゃ…

とはいえ一蓮托生の相棒ではあるので、出てくると安心感がある。口調がいいですよね…。
シリアス寄りのキャラ故に、ギャグイベントでドン引きしたりビックリしたりしてる姿が面白い。

ジョナスの格納庫を見ようとするイベントで「殺そう」を選択したらこの反応。なぜ。そっちだって沙明をちょくちょく殺ってるヤンケ

色々あって、別次元の宇宙へと消え、一人でループを続けることになったセツ。
すみません私の「ロジック」が足らないからか、『銀の鍵』についてはいまいち理解できていないところがあり……まあでもセツとは離れ離れになるっていうのは分かったぜ!

真ん中に不自然な空白があるED後の画面。
いやセツが一人で犠牲になるエンディングが本当のエンディングなわけなくない?
あとククルシカやレムナン周りの秘密が解消されてなくない?と思い、新しいセーブデータで再度挑戦。いや再度挑戦ってほどでもないか、真エンドはすぐ見られたし。

すみません私の「ロジック」が足らないからか、『銀の鍵』についてはいまいち理解できていないところがあり……まあでもセツをループから救い出せたってことは分かったぜ!

セツのいるエンドが真エンドです。セツがいないと切ない…ってコト!?
主人公のおかげでセツの命が助かった…という点を抜きにしても、主人公に対してちょっと不思議なぐらい献身的な存在でした。セツが行った献身に、あなたもまた誠意を以て応えてくださいね、というお話だったんですかね。いいぜ…

今更だけど、ククルシカがレムナンの方を見てるのがなんか不穏だなこの一枚絵。
いやこれはグノーシアの居ない世界だから大丈夫なんだけど。悪魔のような「あの女」を想起してしまうでしょうが


■SQ

パッケージイラストでゲス顔してる人。色々と大迫力なキャラ。
ゲーム的にはあまり強くないというか、信用されづらく吊られやすい気の毒な立ち位置。ピエロっぽい設定の割に、「えーっSQがグノーシアだったのか!それは分かんなかったわ~」みたいな回はほぼありませんでした。すぐ吊られるか消されてる印象…

プロフィール設定の「好きな色」をにしていたからか、友好度が低い状態で始まることが全くなかった。また「ラヴリィ(主人公)と一緒に遊べるんだモン」もやたら発生しやすかった印象だが、それはSQがそもそもそういうキャラなのか、これまた色が関係しているのか、謎。

その割に、なぜかラブイベントが起きるのが女性陣の中で一番遅かった。アレか、最初から距離が近いと却って恋愛対象として認識しなくなるとかいうアレか。何言ってんだ。

このイベント(主人公グノ・SQ乗員で二人だけ生き残る)は、おそらくSQによる試し行為だったのではないかと思っている。SQは主人公の弱みを握っている、主人公はSQの生殺与奪の権を握っている。この状況でなお、主人公は最後まで自分を生かしたままでいてくれるのか?というスリリングな試し行為。また、SQ自身の口のうまさ・行動の巧みさという能力がこうした局面でも通じるものなのか試していたのではないかとも思う。

SQの生い立ちを考えれば、自身の命を保証してくれる無上の愛と、自分が他人のコピーでなく無二の存在であるという証明が欲しいわけで、そうなるとこの一見意味不明な行動に出る理由も頷ける。
しかしこの状況でなおSQを生き残らせた、SQを愛して(?)いる主人公はループして別の世界線に行ってしまうわけで…

試し行為は成功した、自分を愛してくれた人と、自分の行動力が吉と出た世界線があったということを忘れないで、といういじらしい言葉がなんともかわいい。
初めてパッケージイラストを見た時の「えぇ…顔こええ…」という感情など完全に過去のものになるぐらい、SQはラヴいガールでした。やっぱり赤はいい色ですね。


■ジナ

ヤバいようでヤバくないちょっとヤバい女。
良くも悪くも控えめで、一人で色々溜めこみがちなタイプ。
ゲーム的にはなんとも言えないタイプ。味方でも敵でもあまり脅威に感じない。「絶対に○○だ」をよくやってくれるタイプ。無根拠状態から急に吊られやすいのは、かわいげが足らないから…?

もうちょい言い方ってもんが


■ラキオ

ロジック全振りかわいげゼロの男。精神の性別は汎。
誰かをチクチクせっついてはウザがられて早々に吊られる。かわいそ…
誰にも何も言ってなくてもウザがられて早々に吊られる。かわうそ…
そうか!君は頭が良くて他にとりえがないから口論することでしか自尊心を満たすことができないんだね かわいそ…

性根も悪いし口も悪いしすぐ裏切る。でも私…そういうキャラが好き…
あとエリート社会で無理しながらやってきたプライドの高いキャラ好き!
相手の頭の出来とか試すためにクイズとか試練とか仕掛けてきて、不正解だと笑うけどその一方でちょっとがっかりして、正解だと悔しがるけど内心ちょっと認めてくるの好き!

ベースがこれだとすると、いつもの衣装着るの相当大変そうですね。
協力体制になったところでアッサリ裏切ってくるタイプの御方なので、仲良くなってもあまり利点は無いんですが、なんとなく夜の時間に会いに行くことが多かったです。好感度低いと「帰りなよ」とか言われる。ありがとうございま~す


■しげみち

あっしげみちだ!吊ろう!

てな具合で雑に扱われやすいしげみち。カリスマが高いという設定だが、初日無根拠吊りの頻度がちょっとおかしいくらい高い。見た目か?見た目がキモいからか?
ゲーム的にはグノ側だと雑魚も雑魚でメチャクチャ分かりやすい。乗員側だとトンチンカンなことばかり言い出すので、自分と意見が合ってようが合うまいが非常に邪魔。あと尿の話ばかりしてくる。なあこいつやっぱ吊ろうぜ


■ステラ

ラブイベント無限発生女。かわいい。でも人間じゃない。
ちょっと変則的なタイプのアンドロイドガール。ジョナスを全裸にする。
ロジックタイプだがラキオほど大暴れはしない。「あるいは、ですが。〇〇様は△△様を疑うことで…ご自身への疑惑を逸らすおつもりではございませんか?」とか言う。ほぼ確白の相手に。やめなさいよ

夜、どういう好感度の時に行っても優しく迎えてくれるので精神に良い。
紅茶を淹れて他人に振る舞うことと、植物を育てることが趣味。これはそれまでずっとジョナスの世話だけをしてきた境遇を払拭しようとしているのではないかと思った。

主人公への食いつきっぷりの強さも、もういい加減ジョナス様の専属ロボはやめたいです、ということなのでは…

というかそう明言してたわ。ああ甘美甘美~

ED後はまたジョナスのお世話に戻り、主人の死後は役割を終えたようだが、そうなるとステラにとって15人一緒に過ごしたひと時は本当に特別な時間だったのではないだろうか。目覚めのキスしてぇ~
彼女の本体(Levi)が徹底して公私を分けていたことも含め、役目をきちんとこなし、永遠の命で誰かを待ち続ける彼女は、ロボ娘の理想の姿だと思う。

今気づいたけど、この船の内装とステラの髪の色、似たようなグリーンなんですね。


■シピ

猫になりたいマン。猫が首元を貫通しているデザインのキャラって、この世にこの人だけだと思う。ゲーム的には地味に脅威。基本的にはイエスマンで、乗員時は誰に対しても「○○はどうしてそんなに△△を疑ってんだ?俺にはよくわかんねー」とか言ってたり。

しかしこれが敵 (乗員だが自分と意見が違う側)に回ると厄介で、どう見ても怪しいキャラをロジックガン無視で延々と擁護し出したり、全方位弁護の後ゆえにみんなあまりシピを吊ろうとしなかったりして、いつまでも生きていつまでも場を引っ掻き回す善意の暴走戦車と化す。グノ時・AC時は弁護する対象とそうでない対象が一貫しすぎてかなり分かりやすいので、まだマシ。

度を越したケモナー故に猫になりたいとかそういうことではなく、「俺はそもそも猫のはずなのに、何故か人の姿でいなければならない。この違和感から逃れたい」というもっと深い悩み。ED後に解決したようで何より。完全に猫になったら、普通に猫砂でトイレしたり、動物病院でエリザベスカラー着けられたりするんだろうか。思考力は人間のままで?

まあ、ケモナーというかネコナーでもあるとは思うけど。
しゃあけど自意識が猫なら猫に恋するのも人間に興味が無いのも普通やわっ

人間なのに宇宙人の姿になってるしげみち、ガワだけでも人間になりたいオトメがいる一方で、完全に人間ながら猫になっちゃいたいシピもいる。
グノーシアのテーマの一つに、物質としての個精神としての個の分断 / 融合」があると思う。物質的な肉体の限界と、精神というものの宿る場所の自由さ。人格移植や星舟の話が度々出てくるのもその一環だろうし、そもそもグノーシアによる精神汚染とそれを見抜くための議論がこのゲームのメインなのだ。真エンドにおいても、肉体と精神の分離/定着がその鍵になる。シピは一見トンチキなキャラのようで、この作品の神髄に根差す存在なんじゃないかと思います。あとしげみちとオトメ。

一晩で二人消えた時のこのセリフ、優しい人柄が出てて好き。
しょーがねーだろ片方はバグだったんだから
調べたエンジニアの人が悪いみたいでしょうが


■コメット

いいやつだけど出身星と粘菌の設定が怖すぎて抱き合いたくない女。ラブイベントを見損ねた…。ゲーム的には、乗員側だった時には大変頼れる。グノ側だった時は分かりやすい。直感が高くガンガン嘘を見抜いていくので、自分がグノーシアであるときにはなるべく早急に消しておきたい。コメットの『人間だと言え』はほぼ死刑宣告に等しい。しげみちとか100%見抜かれてるだろ…

グノーシアとしては消しておきたい一方で、ロジック皆無なので完全な当てずっぽうで言ってそうな時もあり、しつこく食い下がるのもあってラキオとは違う方向性で乗員サイドにもウザがられる。無根拠状態で吊られがち。

気が利くシステムメッセージくん。
よしコメットが脱いだらZキー押すぞ!

ワァ…ア…
本人のいい奴さと生態の底知れなさが駐車場の水たまりのような虹色模様を描いていて、ククルシカとはまた違う悍ましさのある存在でした。


■ジョナス

スクショが全然無かった。色々あって壊れちゃったポエミーおじさん。
狂人である…ということが明かされた後に何かあるかと思いきや何もありませんでした。かの狂乱の先に何かあらんことを……無いか。長話イベントの完遂に7ループかかった人間としては庇う気も起きんわ。

ゲーム的には、強いようでそうでもない何とも言えない立ち位置。役職騙りがちなイメージ。何もしてないジョナスに突然疑いの目が一点集中することが度々あった。なんで?ポエマーだから?


■ククルシカ

このゲームに出る以上かわいいだけの少女なわけはなく、内側はいろんな事情でバケモン。
感情100%で動くので、夜の時間に媚を売っておくと自動で味方が一人(二人?)増える。
感情100%で動くので、一度疑われるとスッポンのごとく粘着してネチネチ批難してくる。
でもかわいい。
ククルシカに協力を頼まれると無条件で信じちゃうのが私なんだよね

生き残りは私とククルシカと夕里子か…夕里子吊って終わりだな
よし夕里子冷凍!ククルシカと協力しててよかった~
「グノーシアが乗員の半数以上となり、この船を支配しました」
えっ

グノ側の時は味方を作りまくる姫ムーブでまあまあ生き残るので結構怖い。とはいえ乗員の時はさして脅威でもない。かわいげが高いので積極的には疑われにくいが、反論も苦手なので一度疑われるとあっさり吊られる。

このリザルトを見なさい
これは留守番のククルシカが序盤からずっと私を疑っていたのになんだかんだ私は生き延び、ククルシカの努力やむなくグノ側が勝った時のもの
現実で高笑いしちゃうぐらいには面白かったんだ不憫が深まるんだ


■沙明

ボノボ育ち。好き。七つの大罪で言うと色欲の人。黒髪眼鏡の塩顔キャラにこういう役割があてはめられてるの珍しくないですか?
名前の読みが分からなかったので「さあき」って呼んでたんですが、正しくはシャーミンらしい。そんなの知らん。初対面時に教えてくれなかった以上、私の中でお前はさあきだ。

立ち回りがクレバーかつステルスが高いので、グノ側に回すとかなり厄介。

議論中の台詞がいちいち濃い。

一部から熱烈な人気がありそうなキャラだなと思って調べたら案の定だった。まあ…

こんなイベントありゃそうなるわな…
いや、これ以外にも魅力はいっぱいあるんですよ。でもこれが個人的な沙明への高好感度に繋がる第一手かつ最大火力だったことは間違いない。これ見るまでは事あるごとに「美乳アサシン!?」って言ってるよう分からん変態でしかなかったからな。

女主人公だと、一枚目の台詞がデレてるらしいんですが、でも自分から一緒に入っといて「ゾッとしねぇな」とかほざいてくるのも最高じゃないですか?

折角カッコつけたのに横槍が入ったせいでまた主人公と顔を合わせることになってBIG・DEREしてるの良くないですか?というかここ、グノースの干渉に逆らって自らコールドスリープを選ぶぐらい主人公に生き延びてほしかった…ってコト!?

あとこのイベントの情報量多すぎるだろ
サラッと死ぬレムナンとサラッと弾けるしげみちとドヤ顔で脱いでるオッサンが一度に脳に放り込まれるし沙明もデレるし

レムナンの「もう、下の方が……」が妙に冷静で笑ってしまった。レムナンのレムナンがーっ!

女好き故に女主人公だと大幅にデレるキャラだと聞きましたが、男相手でもこのセリフ出ちゃっていいのか?いや、ご奉仕 (拭き掃除)とかかもしれない。


■オトメ

かわいいシロイルカ。頭にマスクしてない?
最初は「おーっかわいいじゃん」と思ったものの、議論中の「変かな?って思います」「イヤなのです。〇〇さんのお話、もっと聞きたいの」だのなんだの、お前の感想やんみたいなしつこい発言が嫌になってきて、あんまり構うことも無かった。フグの毒でも吸ってろ!オラッ!

グノ時の顔もそうだが、目を見開くと怖い。

自分がバグだと気づいて自らコールドスリープするイベント。
何だろう…下着姿の時に見ちゃってゴメンみたいな申し訳ない気持ちは…シロイルカって普通は全裸なのに……


■レムナン

ねー何なのこの女性受けしそうな哀しき過去
過去でもイベントでも基本的にかわいそ…それがレムナンです
この時、事情はよう分からんけどどうにか宥めてあげたかったのが私なんだよね

ここクローズアップ現代

50年逃げて、ヨシそろそろ安心だろと思ったらそいつの娘の一人が目の前に現れてしかも既成事実持ちとか口にし出したらこれだけ動揺してもしょうがないとは思うんですよね
しかし何故SQちゃんはあんな発言を…?と思ったら真エンドでちゃんと回収されて納得しました。
結局、別にレムナンはパパじゃなかったってことでよろしいんですよね。ただのマナンの嫌がらせだったんですよね…

そういやレムナンがグノーシアだった時に本性を現すシーンって見たことないな。大体速攻バレて吊られてたしな…。グノ側だった時はわりと疑われやすいんだけど、乗員側だった時は疑われにくいイメージ。ただし意外とトンチンカンなこと言いがち。自分が白確認定貰ったからって乗員の私をしつこく疑うんじゃねーや

とはいえ、人生19年の内15年近くが愛玩動物生活、4年が逃亡期間…という人生で、他人に感謝したり労わったりできる人となりで、機械が好きだという気持ちを見つけられる彼はすごいと思うんですよね。意外と頭脳派だし、ラキオと組んで楽しい余生を過ごしてほしいですね。

このリザルトを見なさい
これはレムナンと仲良くなるイベント
序盤に何となく庇ったレムナンが今までにない程デレてビックリしたけど
私がグノーシア側で勝利した哀しき回だ

ゲームだからここで終わりだけど、現実だったらククルシカに「レムナン消すのやめとかない?どうせ警戒されてないしうまく言いくるめて終わらない?」とか交渉したくなる世界線だ…
この晩にジョナス消してあの女 (in ククルシカ)と一緒にレムナンで遊びてえ~


■夕里子

怖き者…なんかすごき者…
でも議論中はうるさいだけで意外とハチャメチャなムーブしてる者…

最初、レムナンと一緒に混ざってきたからレムナンの上司なのかと思ってたら全然そんなことは無かったZE

「騒がしいこと…。ノバタを黙らせなさい」を序盤に言われまくった、それが私です。終盤こちらが「うるさい」コマンドを覚えて夕里子に使えた時は超エキサイティングでした。あと夕里子に「絶対に敵だ」出すの気持ち良すぎ。

でもこの人のお墨付きをもらうとなんか嬉しい。
すごそうなだけで結構ポンコツムーブなんだけど。

シナリオ上の役割は、セツ・ラキオと同様にメタ解説マンですね。
グノーシアが何なのか聞くイベント、私より先に夕里子が冷凍されて聞けないことが何度かありました。あんた恨み買いすぎ!しかも聞いたら聞いたでそこまで大した内容じゃないし!

夕里子、10年後ぐらいに自分の言動を思い出した時に、羞恥で暴れちゃわないか心配です。布団の中とかで。
「〇〇を犠牲の羊になさるの?たとえ〇〇が白い羊であっても?」
「〇〇は哀れな道化です。票を投じ、茶番を終わらせてやるがいい」
「お前の命も才覚も、存分に使ってあげましょう。幸福な奴隷。それがお前のあるべき姿です」
う あ あ あ あ あ (将来の夕里子書き文字)

いや、きっと夕里子のいた星ではこういう言動が普通なのでしょう。


大変面白いゲームでした。
主人公の性別を変えて、いつかまたやろうかな?

今度アニメ化するらしいので、ネット配信があれば観ようかなと思います。このシナリオを、どうアニメ脚本に落とし込むのか気になる。ティザーCMのセツの声は理想通りでした笑