基本的にデビサバ1と比較する形で書いています。両作のネタバレ注意
■キャラクターに愛着が持てる
完全に個人の意見ですね。すみません。
とはいえ、前作ではどちらかというと舞台装置として造形されていたキャラクター達が、今作ではややカタログ的というか、「好きなキャラを選んで、イベントを掘り下げて縁レベルを深め、戦闘でも使ってみよう!」的な描かれ方をしていたのは確かだと思います。設定資料集のインタビューでもそういう意図があったと言われてるし。
メタ的なことを言うと、コメディ&ギャルゲ的な要素で人気を博したペルソナ4的な路線に沿おうとしたんですかね。個人的には歓迎というか、1よりもだいぶキャラ自体に愛着が持てはしました。縁レベルがちゃんと戦闘面での強化に関係してたのも良い。なんか謎めいたキャラのプロレス的なノリって私は好きなんだよなあ
■どっちつかずのシナリオ方針
デビサバ1のフォーマットでペルソナ4やろうとして大火傷しました、みたいな感じでしたね。
死亡あり決裂あり裏切りありの殺伐とした終末世界と、カラフルなキャラが仲良しこよしするコメディチックな雰囲気を悪魔合体した結果、ほのぼのするにはメインキャラの大半が信用できず、シリアスにしては終始緊張感がなさすぎるという印象のシナリオになってしまった。
P4Uの感想でも言いましたけど、ペルソナ4がウケたのは単に仲良しこよしのストーリーだからじゃなくて、シナリオ自体に目立った矛盾や不全がないまま、きちんと王道の物語を描き切ったからですよ。
そしてデビサバ1が(少なくとも続編が出せるぐらいには)人気だったのは、人間・悪魔・天使の入り混じる非常事態の東京を残酷ながらも魅力的に描き、キャラクターの倫理観や行動基準、人物の生死に対する反応を至極まともに描写していたことが大きいと思います。
今作はどっちつかず。割り切りが足らない。
そういうゲームなんだからキャラ同士の絆なんか諦めろと言って、いつ裏切られるか分からない緊迫したサバイバルを描くか、どんなに辛い世界でもメインキャラ同士は強い絆で繋がっているんだという裏切りのないハートフルストーリーにするかのどっちか、きちんと方向性を定めた方がよかった。こうした方針のあやふやさが、いたるところに納得感の無さをもたらしている。
上で、キャラクターには愛着が持てたと書きましたが、キャラクターの出来もお粗末なシナリオに引っ張られて結局は微妙になってしまっている気がしました…。キャラの『属性』だけ見た時に同人ハートが燃えるのはデビサバ2の方ですが、シナリオ中で果たした役割という『価値』の面で見れば、デビサバ1のキャラに軍配が上がります。
キャラゲー的なノリがシナリオを駄目にするのか、キャラ萌え優先的なシナリオがキャラを駄目にするのか…。卵が先か鶏が先かみたいな話ですが。
あと、男女両方とも「主人公に靡く」が最終目的になってね?と思う位どいつもこいつもチョロいのがなんともチープ。一人や二人ならともかく、大して靡かなかったのジョーさんとケイタとジュンゴぐらいじゃなかったですか?少なくとも女性陣は全滅でしたよね。
なんでみんな雁首揃えてあのウサミミ少年に惚れてるんですか?悪いけど私はジョーさんの方がカッコいいと思うね!あっだから彼女持ち あ”っ……(セルフムドオン)
1だと、最初から主人公に惚れてるユズでさえ選択次第では見限ってきたり、アマネやナオヤも一筋縄ではいかなかったり、ケイスケ↔ミドリとかカイドー→マリ、ジン→ハルみたいなサブキャラ同士の想いがあったりと、人間だなあ、人間の集まりだなあという感じがありましたが…なんなのこのウサミミ君を中心とした女性専用蟻地獄(男もいけるしなエディション)は?
そう、男キャラもみんな主人公君は頼れるなあついていっちゃおうかなあが好感度の最終目的地なんですよね。私は自分の主張を貫いて独りで立とうとしない人間を軽蔑する
好感度が高い人間に絆されたらあっさり自分の主張を捨てる…そんな君たちを残念に思う
ケイスケとかカイドーとかナオヤみたいに…倫理的な正誤はともかくきちんと自分の意思で動ける男たち、そして女たちであってほしかったのが私なんだよね
こういうところも、ペルソナを勘違いした感がありありというか…。
ペルソナは主人公がモテるからおもろいんやない
恋愛をするにそぐうだけの平和な状況でメインのちゃんとした話をやりながら恋愛攻略ができるからおもろいんや
■被害状況の描き方に疑問
えーと、この世界の日本には300人ぐらいしか住人がいないんでしょうか…
東京を大地震が襲い、主要都市がことごとく破壊され、悪魔が日本中に沸き黒い傷に侵食されつつある…そんな状況に対して、あまりにこの世界は静かなように思われました。それぐらい今作は被害状況の提示がきちんとされておらず、これまた取っ散らかっている。
前作デビサバ1においては、
・山手線内の区域が封鎖され、自衛隊による徹底した武力封鎖が全域で行われている
・封鎖内には悪魔が蔓延り、人を襲い建物を破壊している
・改造COMPを配っている者がおり、悪魔は基本的に改造COMPから沸き出る
・改造COMPを手にして悪魔使いになるものもおり、それによってさらなる被害が出ることも
・封鎖は悪魔及び悪魔使いが外に出ないようにするための施策
・電気や通信は初日に使用不可になり、水道の水もいつ出なくなるかわからない
・食糧は政府から配給されるが足りておらず、暴動の種になってもいる
・多くの人は、急遽避難所となった区域(宮下公園付近、芝公園など)で寄せ集まっている
こういったことが念入りに描写され、ベルの王位争い及び人間の秩序という作品の命題を支える基盤になっていたわけです。改造COMPから悪魔が出てくる仕組みもきちんと書かれ、最終的にはその大元(バ・ベル)に向かうことがエンディングの必要条件になるしね。これだけスッキリした箇条書きにできるのも、デビサバ1の状況説明が理路整然としていることの証明。
しかし今作では、
・日本中が被害に遭っているらしいが一部の都市のことしか語られないので全体像が掴めない
(例えば初日の北海道や沖縄、四国や北越などがどうなっていたのか分かるプレイヤーがいるだろうか?少なくとも私には分からない)
・壊滅的な状況なのに電気や水といったインフラがなぜか普通に使える
・悪魔は悪魔召喚アプリの入った携帯から出てくるらしいが、それにしてはモブの悪魔使いがあまりにも少なく、しかも携帯から沸いてくる描写がほとんどなく突然出てくることが多い
・出てくるモブがかなり少なく、終末レベルの滅び方にしてはみなダンスを見て癒されたりタコ焼きを売ったりする余裕があるぐらい楽観的で、病院も運営できている
・いつ悪魔が出てくるのか分からないのに普通にフラつき、当然襲われるモブたち
・急に警察や自衛隊が出てくる
・そもそもジプスや峰津院家がどういう形態の組織で災害前には何をしていたのか、クリアしてもよく分からない
こんな感じでかなり滅茶苦茶。ツッコミどころの千烈突きですね
…まあ、自分の読解力不足もあるのかもしれませんけどね。全部のイベント見たわけじゃあないし。ただ1をやった時にはきちんと状況把握ができていた自分が、2ではチンプンカンプンなままだったことは確かです…
1だと、時間消費イベントの中に被害状況確認をするものが一定数存在していたんですよね。封鎖されていないところはないか探し回ったり、主人公一行が被災者に話しかけられたり。今作は時間消費イベントが仲間との交流に割り振られてしまっているので、まったくサバイバル感がない。生死をかけた戦いをしてれば、それでサバイバルなのか?
縁イベントの大半は本筋にあまり関係なく、またそのイベントの中でたまに起きる災害(人が襲われてる・怪我人が出た等)も時系列とは連動していないので、いきなり起きてるようにしか見えなかった。
■ボスの魅力のなさ
デザインや仕様設計をした方には大変申し訳ないですが、セプテントリオンはかなり印象が薄かったです。悪魔らしい俗っぽさや明確な特徴のあった前作のベル達と違い、宇宙言語?しか話さず、見た目も無機質的なセプテントリオン達はイマイチ記憶に残りませんでした。
神話や伝説といったキャラ設定が予め存在していたベルの王達と違い、星の名前を冠した喋らない宇宙生物にすぎないわけですからね。なぜ分裂するのか?なぜビームを撃つのか?なぜ毒をまき散らすのか?戦い方自体に特に理由がないのも相まって、ハッキリ言っちゃうと魅力が薄い…。なぜ後半に出てくるセプテントリオンは他のセプテントリオンの特徴を兼ね備えているのかとか、何の説明もないし。
ベル・デルは銀色マッチョで不死でー、ベル・イアルは炎を使う悪魔みたいなやつでー…
メラク…どれだっけ…フェクダ…どれだっけ……?どれがどの順番で出てきたっけ……
ゲームの敵として、金子悪魔のデザインはすごいということがよく分かります。だって覚えられるもん。元の神話や伝承が面白い、ということもあるだろうけど。
■悪魔の意義
…どうして悪魔が出てくるんですか?
このゲームがメガテンの派生で、グラや設定はその使い回しだからとかそういう大人の事情を考えないようにしたとき、今作の世界観において悪魔が出てくる理由付けが非常に薄い。それこそセプテントリオンの発する子機のようなエイリアンの方でもいいですよね、その辺に沸いてるの。
ミスマッチなんですよ、取っ散らかってる。セプテントリオンと悪魔に何の関係もないのよ。
1では起きている被害の大元は必ず悪魔に集約するわけですが、こっちはポラリス由来の地震と黒い傷、セプテントリオンそれぞれによる破壊行為、ニカイア経由で呼び出された悪魔、人間同士の内ゲバの4つが好き放題起こってる。8日間で回収できるボリュームでもなくて、結局悪魔がただの雑魚敵&装備品でしかない。
シヴァやカーマ、トランペッターも後出しというか…。セプテントリオン倒せない!→実は峰津院がスゲー対抗手段隠し持ってました!→解決!のご都合展開やるだけの後出しギミックにしか思えなかった。ご都合悪魔、ターミナル、フミのハッキング、なんでもありの龍脈が非常事態下における緊張感のなさを生み出している。
■「知り合いの死」の軽さ
死に顔動画のイベントや7日目以降の対決では名有りキャラが普通に死にます。そしてそれは本筋に反映されません。それ故に知り合いが死んだ後でもケロッとしている登場人物や、殺人を行ったキャラクターが当然のように仲間入りする倫理的に激ヤベー展開といった異常な要素が爆誕してしまっている。
オトメを殺そうとするビフロンスを制御しなかった憂う者が普通に友人扱いされたり、マコトを殺したロナウドにジョーやアイリやオトメが与したり、ヤマトによってロナウドが殺されても特に気にせずヤマト勢の軍門に下るジョーだったり、ヤマトが死んでも何も言わないマコトだったり……自分が観測できた範囲でもこれだけ危うい描写がありまして、キャラゲーとしてもだいぶ魅力が損なわれていたかと思います。
1はその辺ちゃんとしてたのになあ。
ケイスケ・マリ・ハルの生存の如何が、アツロウやユズの発言やルート分岐に大きく影響していたり、たとえモブであっても悪魔に殺されたらきちんと悲しまれていたし。知り合いの死にいつまでもグチグチしてろっていうんじゃなくて、異様に軽く扱うなって言いたい。
○キャラに対する所感(めちゃくちゃ主観)
【初期メン】
主人公 |
ハーッウサ耳モフモフ 無口系主人公なので彼自身の人格はサッパリ分かりませんが、前作のネコミミ君以上にはっちゃけた選択肢が多くて好感が持てますね。いやふざけりゃいいってもんじゃないけど。「仕方ない」が口癖なんですかね。ちょっと作中人物から持ち上げられすぎ感がなくもない。 |
戦闘:魔に全振り、速も高め。終盤の乱舞の火力がバケモンすぎて笑いました。ただ力には一切振ってなかったので、物理技は超貧弱。しゃあっ通常・攻撃!ぺちっ…ぺちっ… |
志島大地 |
本能的に長寿タイプ。しょっちゅう離脱するのもあり、相棒感はイマイチ。 怖がりで自己評価の低い小動物みたいな性格なのがイイですね。監禁されたときのこと、詳しく教えてほしいなー。ねえねえ アトラス作品にありがちな、「主人公よりダメで凡人でモテない当て馬の親友」枠ですね。 正直ちょっと食傷気味というか、ダイチ本人は親しみの持てる造形だっただけに、こういう誰も得しない運命に彼をあてはめないでほしかった。 前作の親友枠・アツロウはどう見ても主人公より優秀な頭脳と高校生らしからぬ達観した精神の持ち主でしたが、だからって嫌いになったり親しみが持てなかったりはしなかったしなあ。少なくとも私はアツロウが大好き。(ダイチの項目でアツロウに告白すんな!) |
戦闘:初期メンということでなるべくPTに組み込むようにしていたが、いまいち器用貧乏なステータスで、最後まで正しい運用方法が分からなかった…。物理系バランスタイプならもっと便利なマコトやヒナコがいるし。 |
新田維緒 |
覚醒系天誅ガール。男性人気高そう 作中では散々自分の意見がないと言われてますが、主人公が変な選択肢を選ぶと割と容赦なく訂正してくるので、個人的にはあんまりそういう感じはしなかった。 他の面子のキャラが濃すぎて相対的に存在感薄めのヒロインですが、前作の女キャラたちと比べるとかなり大人しめでストレートにかわいくて好き。でも主人公に惚れるの早すぎだろ 倒すとぐにゅ…!って言うの好き。ぐにゅ…? |
戦闘:魔法メインのバランスキャラ…と思いきや意外と力の値が高かったので、魔法パの際にはデスバウンドを持ってもらったりしました。普通にまあまあ強い感じ。仲間入りするとルーグの槍を使わなくなる謎。使えよ |
秋江譲 |
この人の見た目に魅かれてこのゲームを買いました。 去年の年末はかなり忙しかったですが、これが終わったらデビサバ買うんだ…あのキャラに会えるんだ…!と思いながらどうにか乗り切りました。 どぼぢで彼女持ちなのおおおお こんなのってないよおおおおおお …冗談です。ただまあどこ向けのキャラなんだ感はなくもない。好きだけどね… ロナウドのガバガバ思想について行ったり、書類漁りの際「ジプスの書類なんて適当に扱ってもいい」とか言い出したり、ジプスの医療物資を盗み出したりと終盤に若干クズ滑りしたのが残念。 でもね… ジョーさん ワシは心からあんたが好きです どんなにロナウドに感化されてたって最推しキャラにはかわりはないんです ワシの気持ちわかってください 少年少女メインのRPGで仲間になってくれる大人キャラっていいですよね。ぜんぜん説教臭くないし。自分が東京組のPTをよく使うのは、主人公ダイチイオジョーの高校生三人と引率の適当な先生みたいな雰囲気が好きだから。それだけに、中盤以降明らかに彼女>>>>仲間な態度なのが悲しい。ロナウド側に行ってしまうのもそういう理由だし。 死亡イベントが他キャラと比べて圧倒的に雑な内容だったり、公式設定資料集のSSで一人だけ一人称が間違っていたり、アニメ版だとメグレズ如きに消し飛ばされてたり、どうしてこう世界はジョーさんに厳しいのか…… 困った時の(´¬₃¬)みたいな顔がso good SLG画面のドット絵のモーションも凝ってて好き。戦闘開始時に携帯を出すのがワンテンポ遅かったり、待機中に腕ブラブラさせてたり、ダイチを引きずるとき専用のモーションがあったり… |
戦闘:入れられるときはずっとPTに入れていた。魔と速が高いので、序盤は何かしらの属性魔法を持ってもらい、中盤は百烈突き+乱舞、終盤以降は千烈突き+メギド+サマリカーム要員に。紙装甲なので、最初の速攻で倒しきれないと手痛い反撃を喰らってぎゃべっ!する羽目に… |
【ジプス直属】
峰津院大和 |
とにかく子供だなー、という感じですね。主人公に対するあまりに直球な好意の伝え方といい、それ以外に対する容赦のなさすぎる(ちょっと厨二病が入った)物言いといい。 彼を「運命に翻弄されて極端な思想に走ったサポート役の必要なお坊ちゃん」と取るか「為政者気取りの視野の狭いガキ」と取るかで、ヤマトルートの受け取り方というか満足感が変わってくると思います。私は前者だったのでわりと好感度が高いが、苦手な人の気持ちも理解はできる。 ヤマトは一見人の上に立つ存在に見えるものの、峰津院家の本来の役目は国民への奉仕。 奉仕をすること自体は構わないけれど、どうしてこんな世界の無価値な連中のためにやらなければならないのか。どうせ役目を果たすのならば有意義で進展的な存在に対して行いたい───ということなんでしょうかね、ヤマトの思考の根本は。いわば主人を替えたがっている奴隷なわけだ。 主人公に対しても「私の下につけ」というよりは「お前と私で我々の理想の世界にしよう」的な物言いだし。本来は結構尽くすタイプだと思われるが… 異常主人公愛者 そもそも峰津院家自体がもう余裕のない存在で、こんな機会でもなければ家の体質や本懐を変えることなどできないでしょうからね。駄々こねてでも必死になるのは仕方ない ただプレイ記中にも書いた通り、人を使うのがヘタというか指示がきちんと出せておらず全体的にすっとろい印象がある。ただそれは17歳の世間知らずな子供一人に組織の沿革を任せている峰津院家とジプスの大人たちのせいでもあり、ヤマト一人だけを責めるのはあまりに酷。 しかしヤマトが他人を見限る理由になるエピソードみたいなものが全然出てこず、路上のオッサンに飴もらっただけで若干絆されるチョロさなので、やっぱり兎にも角にも世間知らず、食わず嫌いの人間だと思う。個人的にはそこが人間臭くていいと思うのだが、彼に論理的に正しい為政者然とした振る舞いを求める人の場合は失望すること請け合い。 |
戦闘:尖ったところはないが、力と魔が高く体力もそれなりにあるので使いやすい。 乱舞系と物理連打系持たせておけばまあまあ頑張ってくれる。なぜか自分が使うと異常に運が悪く、状態異常やクリティカルが入りまくってお荷物になることが多かった。まあ萌えポイントということで… |
迫真琴 |
やってることだけ見ると完全にコウモリ野郎ですね。 主人公にもヤマトにもいい顔してるだけの人。マコトには”自分”がないのです 拾ってもらった恩のためにジプスで働いてはいるが、内心そのやり方に疑問を覚えており、自分が本当にやりたいのは人助けだと主人公に気づかされる……というのがこの人のストーリーなんですが、それが本筋に全く反映されていないたため、「私が本当にやりたかったことに気づけたよ」と言いつつずっとヤマトの命令に従っているという変な状況に。 結局ヤマトについていっちゃうし、それでいて主人公に説得されると「ありがとう…大切なことに気づけたよ(再放送)」とか言ってヤマトを裏切っちゃうし。もうメチャクチャだな しかもヤマトルートのエンディングでも不服そうにしてるし。お前がヤマトに加担したせいでこうなったんだ満足か? 案1:徹頭徹尾ヤマトに心酔して主人公の説得にも揺らがず、実力主義の社会に満足する 案2:主人公に説得されてジプスの歪みに気づき、自らの身を顧みずヤマトに反旗を翻す このどちらかならまだ一貫性があったと思うんですが、マコトの場合どっちつかず過ぎて… |
戦闘:力が高く、MPもそれなりにあるので使いやすい。あんまり使わなかったけどね |
菅野史 |
イイ性格してますね。女性キャラだと一番好き 全体的に不機嫌なんだか愉悦的なんだか分からない表情と喋り方が癖になります。 髪型と服はダサいけどおっぱいがデカいのでオールオッケー 切れ長の目つきがいいですね。ヤスダ先生の絵柄はみんな目元に色気があって好きです。 ジョーさんヤマトフミヒナコみたいな細目っぽいキャラは特に。 …見事に自分の推し揃いで、自分の単純さがちょっと怖い。 いやいや顔だけじゃなく中身も好きなんですよ?その四人は。 このキャラは主人公には靡かないでほしかったなー。あくまで個人の趣味ですが… シナリオの進行がこの人におんぶに抱っこ過ぎたのがちょっと気になる。 いやフミのせいじゃないけどさ…。 あの世界は工具持って現場に向かうインフラ関係の仕事とか存在しなくて、全部PCでハッキングすればなんでも動くんだろうか。ちょっとご都合的な便利キャラだったような気はしますね。 |
戦闘:6日目ぐらいには魔がカンストする完全魔法特化。乱舞を撃たせるのもええけどメギド系を撃たせても強いで!な感じ。紙装甲のはずなんだけど運がいいのかあんまり死んでた記憶がない。キャラ的にも性能的にも好きなのでよく使ってました。戦闘前にボソッという台詞が何かと興味深い。 |
柳谷乙女 |
アラアラ系お姉さんですかね?アラララァ! 24歳で勤務医ってどういうことなんですかね…飛び級?あまり深く考えないようにしましょう。 お医者さんって…強いのよ?と言いつつあんまり強くないキャラ。医者というわりにメインキャラを治療してる描写が無いので医療従事者のイメージが薄い。 |
戦闘:ターミナル前の強制イベントでしか使ったことがない。どういう性能なんだろう? |
【地方組】
九条緋那子 |
優しく可愛く強い痴女。ダンスのパターンが2種類しかない。 アイリを子供子供とからかっているが、ケンカが成立している辺り同レベルだと思われる。 個人的にメガネの女キャラってあんまり好きにならないんですが、こういうタイプだと根暗感が全然なく、単に大人っぽさと気の強さが伝わってきてアリですね。なにっ19歳 このゲーム、全体的にキャラの年齢が若すぎる…高校生組以外は全員+10歳ぐらいしてもいいと思われる。ランバ・ラルかよ まあ、ダンスは役に立ちますよね。木製のやつなら吸湿性も高いし、シンプルな構造なので長持ちしますからね。カビ対策は忘れずに。 |
戦闘:力と速が高い。千烈突きのために生まれてきた女。ジョーさんと役割が被るのであまり使わなかったが、もう一周やるなら間違いなくスタメンにするレベルで便利。 |
和久井啓太 |
ずっとキレてる人。こわ~。本筋との関係のなさも相まってメチャクチャ印象が薄い。 カイドーや完二との印象の違いは口の悪さの差かな、この二人はなんだかんだお上品だったんだなと…。かなり情に厚いし女のくせにどうこうとか言わないしな… 素直に負けを認めて退場する潔さには好感が持てる |
戦闘:ザ・脳筋その1。一回も使ったことがない。おそらく敵に回った時最も弱いキャラ。 物理技しか使ってこない上に攻撃全体化持ちなので、物理反射さえ用意できれば完封できる。 |
伴亜衣梨 |
バンちゃんかわいいよバンちゃん デビサバ2のマスコットですね。ビジュアルから想像できる通りの性格で単純かわいい。主人公が説得しに行ったときなぜか敬語で応対してくるのがかわいい。ピアノ弾いてるところが見たかったなーっ 子供っぽいという扱いを受けてますが、他がおかしいだけで高1ならこんなもんだと思われる。ジュンゴとのコントが好きだったんですが、3日目以降はあまりこの二人の会話がないという… |
戦闘:魔がかなり高めのバランス型。魔法特化のPT組む時は必ず入れてました。かわいいし |
鳥居純吾 |
色々と大丈夫か?と言いたくなる天然っぷりですがまあ黄金の精神の持ち主だし、平和が好きそうな割にロナウドについて行かなかった辺り、人を見る目は確かだと思われる。野生の勘? 普段無口で何を考えてるのか分かりにくいのもあって説得するのが他のキャラより難しく、一度説得に失敗した。ネコ(私のデータだとじゅんごという名前になった)と仲良く暮らしながら、立派な板前になってほしいですね。ハイ。 |
戦闘:ザ・脳筋その2。強いとは思うが持てるスキルの幅が狭すぎてあまり使ったことがない…。敵に回ると四桁火力のデスバウンドを叩き込んでくることがありメチャクチャ怖い。これまた物理対策必須。 |
栗木ロナウド |
威勢の良い論理破綻系おじさん。あと声もいい。 何故主人公をそんなに気に入っているのか分からない…。ただの泥棒だしジョーさんを攫っていくしで全くいい印象がない。コイツの理想の世界にだけは住みたくない。 8日目に大阪のターミナルで小さくなった龍脈の龍に対して「小さくなぁれ」を選ぶと、「なっ…○○くん!まだ足りないというのか…!」とか言い出すのはちょっと面白い。 |
戦闘:ザ・脳筋その3。ロナウドルートではスタメンにしていたが、HPがかなり高いのと力・体の値が優秀なのでかなり安定する。ヤマトルートで敵に回すとSテトラカーンとオシリスのマカラカーンで封殺してきて、しかも体力が高くてなかなか倒せないので大変鬱陶しい |