今年遊んだゲーム(2024)

🦜WINGSPAN(ウイングスパン)
かわいい鳥さんカードバトル。
ふと思い立って1~3戦ぐらいやるとお安く満足できる。
15時間ぐらいやったらCPUに安定勝ちできるようになったので、卒業した。

チュートリアルにてここは鳥の保護地区です、みたいな話が出てくるので、なるほど鳥さんに優しくするゲームなんだなと思っていたが、いざゲームを始めると卵は捨てるわ鳥は捨てるわ草食の小鳥に無理やり魚食わせられるわで、「鳥みたいなもん点数稼ぐだけの道具ヤンケ何ムキになっとんねん」な世界だった。自然界って厳しいね。いや…人間が厳しいのか…?

これをプレイしたらさぞ野鳥に詳しくなるだろうと思ったら
別にそんなことは無かったぜ!

・チュートリアルが死ぬほど分かりづらい
・カードを選ぶ時の操作性が悪い
・翻訳がかなり酷い (てにをはがおかしい、一部の用語が直訳気味で伝わりづらい)
・何故かCPUに思考時間があり、テンポが悪い
のが心折ポイントかもしれません。

上のスクショだけ見ても、鳥に産卵するだの、茶色の能力だの、鳥をプレイするだの、直感で分からない単語が多すぎる。

とにかく鳥を場に出さないと何もならないゲームなのだが、水場に出ている山札は3枚(+ランダム山札)だけなので、そこに並んでいる鳥の性能が微妙、コストが高すぎる…などと言った場合はほぼ何もできない塩状態が続くこともあり、楽しさはかなり運に依存する。
うーっやらせろやらせろやらせろやらせろコスパが良くて強い鳥とやらせろ

あと、ゲーム開始時に手札としてドローできるランダムな5羽の鳥のラインナップが悪いとそこで相当不利になり、序盤はほぼ何もできなかったりする。ネット対戦モードもあるのだが、このせいで初手切断がよく見られるとか…。

それでも楽しいのは、グラフィックに代表されるこのゲームの「やさしさ」のおかげだろう。
・妨害要素が無いためノンストレスでまったりやれる
・鳥、卵、餌などが無為に無くなることはない
・ゲーム終了後、残った餌・手札以外のすべての要素が点数に反映される (ボーナスカードによっては使わなかった手札もプラスになる)

妨害要素が無いのは、人によっては退屈に感じるかもしれない。
相手の邁進を止めるということができないので、前述の運要素の強さも相まって引きが悪かった時の無力感が高まる…。まあいいじゃん。鳥さんのいる森でぐらいは、争いをやめようぜ、我々人類も…。