
東方新作。闇市場・獣王園共にハマれなかった身としては
虹龍洞以来、4年ぶりの新作と言っていい。
Steam様にて体験版がリリースされていたのでプレイしましたが、あの、
敵かたっ
太い赤文字で言いたくなるぐらい固い。雑魚敵もボスも。
そして霊力が渋すぎる。常にP4かつ最速撃破を前提としてるのかって位かっっったい。
そして横から後ろからバンバン弾が飛んでくる。倒せないっつっとろうが!!!
シューティングって、弾が飛んでくる正面に立って敵を撃つリスク⇔敵を撃破して弾数を減らし、アイテム等が貰えるリターンという応酬が釣り合って初めて面白いと思うので、この「こんなに倒せないならもはや自機がショット撃てる必要なんかなくね?」レベルで固くて敵がウロチョロ逃げるような挙動するのはイカンと思う。

新キャラ。
聖域の民なので服をジャギジャギに切り抜かれているし片乳を放り出している。
もうネムノ族はいいです…。

3面ボスはコンセプトが分かりやすく、可愛くて良い。
理不尽謎かけ、東方のキャラらしくてフェイバリットです。

ただしへにょりとかいう邪道を超えた邪道を「弾幕の金字塔」とか呼んでるのは許さん。
いや上から見たピラミッドをイメージしてるのは分かるよ。金字塔の語源だし。でもへにょりを金字塔と呼ぶなんて恥ずかしくないのか。
1・2・3面ボスともにかなり強く感じた。
しつこいようだが固いし、弾が速いし曲がるし、体感じゃ星蓮船よりエグい。
製品版で易化するでしょうけどね。

システムは特に深堀りする気もないが、虹龍洞以降お約束となった装備品要素が今作もある。もういいって…。アビリティカードが面白かったのは認めるけど、4作にわたって引っ張るようなものではないですよ。だってこの手の要素って、装備品がある程度集まるまでは択が少なくて不便なわけで、周回回数が少なければ少ない程不利じゃないですか。プレイヤーの腕とか関係なく、序盤ほどシステム的に「しけてる」んですよ。
その作品を始めてやる人だろうが1000時間やってるルナシューターだろうが、最初から全く同じ条件でプレイできる、攻略の如何が完全にプレイヤー本人の能力に依拠した造りであるところが好きだったんだけどなー。自機をカスタムできるのはいいけど、それなら最初から全要素出しといてよって話。ソシャゲじゃあるめえし!
この収集要素のさらに嫌な点は、過去作に頼りっぱなしなところだ。過去作ありきの閉じコンで盛り上がって行こう感が厭だ。それはもうアビリティカードでやったろー?過去に登場したキャラがまた話に絡んでくるならともかく、なんか石が過去の異変っぽい名前をしているからなんだというんだ。
ああ、当たり判定がメッチャ小さいのはとてもよかったです。そういうのでいいんだよ。
というか最近の作品がデカすぎた。自機勢が痩せてよかったネ。

錦上京の敵の固さとアホみたいな弾幕の密度にムラムラしてやってらんねーので、実に2年ぶりに地霊殿を起動してプレイ。狙って撃てばパンパン弾ける敵と、緻密に造られた道中弾幕に「ああ~これこれ♡」となる。4面道中は一種の芸術です!!!
改めて思い出したけど、私はそもそも東方っていうゲームが面白いから好きになったんですよね…。キャラがどうとか曲がどうとか、そんなの道端の砂利より些末な問題。小さい小さい。ゲームとして面白いのが大事なんだ。錦上京は…ううん…まあ…これが最高傑作で大好きだって人が居たら…その人はきっと素敵な人なんだろうな。分かり合えやしないだろうが尊重はするぜ…。
まあ製品版が出たらその日に買いますけどね。
訓練されてます!ワンワン!